こんにちは、まるにです。昨日は下げましたね、ダウはいきなり1000ドル以上の下げ幅でびっくりです。実はもうすこしジワジワ下げを予想していたのですが、急落となりました。エンディングダイアゴナルの後は急落になるパターンがよくあるので今回の分析で間違いないと思います。値幅は大きかったのですがパーセンテージで見れば大したことないのも事実で、-3.56% この程度です。ちなみにS&P500は、-111.86pt(-3.35%)の下落でした。まあ、ヘッドラインはインパクトも必要ですから。今日以降しばらく下落が続くのか、一時的なものなのか見ていきたいと思います。
上昇トレンドの始点まで下落

今までの記事を参照してもらえばわかるのですが、今回のエンディングダイアゴナルの始点は上図のC、④の位置からカウントしていますので、エリオット波動分析としてはこの2350ptの水準まで想定しておいた方が良いと思います。懸念点は何点かありますが、その1つは大統領選挙です。再選を目指す現職大統領は株価対策を打ってくると思います。トランプさんがいつの時点で株価対策を打ち出すかが今のところわかりません。予想より早めの株価回復も頭に入れておいた方が良いですね。また、200MA付近レベルであれば通常の株価調整のレベルですから、基本的に株価対策はしないはずです。とにかく現時点ではとりあえず200MAまでは落ちることを想定し、さらにそれ以上下げることも想定しています。いくつか下が止まるポイントがありますので適当にピンクのラインを引いていますが、Cのポイント2350の水準を一つのターゲットとして見ていきたいと思います。また株価対策の規模が市場予想を下回る場合には株価下落に歯止めがかからない可能性もあります。
国債金利は深堀りし、最低水準

株式を売り、国債が買われています。
ゴールドは急騰後の調整か

国債買い、ゴールド買いです。昨日は1690ドルに迫る勢いで上昇したが、急激に資金が入ってきているのか上げすぎの感があります。さすがに長い上髭で終了しました。

シルバーはまだそこまで注目されていないようです。要注目です。GSRも高値圏にあるので今後急騰する可能性があります。
金鉱株は間近の高値更新

ギリギリローソク足の本体も前回の高値より上にあるので、しばらくトレンドに沿って買って行きたいです。そろそろ金本体の調整が入ると思うのですが、急落することがなければ、金鉱株もあまり下げることはないとみています。

GDXJのチャートはカップウィズハンドルが見えますね、米国人が好きなチャートの形です。今後上昇が見込まれます。注意点はGDXもGDXJもETFなのでダウやS&P500と一緒に売られる可能性があることです。
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まとめ
まだまだ株式は売られる要素があるので注意が必要。国債やゴールドは少し買われすぎ、銀や金鉱株のほうが上昇余地はありそうです。
★ありがとうございました★
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